俳人「安溶二」の俳句・投句活動まとめ 俳句ポスト365・一句一遊など(2022年) | G.C.M Records

俳人「安溶二」の俳句・投句活動まとめ 俳句ポスト365・一句一遊など(2022年)

はじめに

私アンメルツPは、「安溶二」(読み:アンヨウジ)という名義(俳号)で俳句を詠む活動を行っています。

季節感の濃い作品においては、作詞の名義でも使っています。

現在は TV番組「プレバト!!」の俳句コーナーでおなじみの夏井いつき先生が
選句を行っている「俳句ポスト365」「一句一遊」
「おウチde俳句くらぶ」に投稿しております。

ここでは2022年の投句採用作などをまとめています。

これまでのまとめはこちらからご覧ください。

2021年はこちら

2020年はこちら

2019年はこちら

2018年はこちら

投句サイト「俳句ポスト365」

俳都松山 俳句ポスト365
http://haikutown.jp/post/

「初心者向け」と「中級者向け」に分かれて投句。私は中級者向けに投句中。

中級は月曜(類想)、火曜(並選)、水曜(佳作)、
木曜(秀作、10句前後)、金曜(特選、3句前後)に分かれている。

第276回「原爆忌」(げんばくき)

中吊りの赤の残像原爆忌  並選

第273回「薔薇」

薔薇の香やレインコートの裾怠し  並選

第272回「暖か」

暖かやサインポールの青眩し  並選

第271回「百千鳥」

百千鳥父と農業センターを  並選

第270回「雛祭」

雛祭力士は美しきバリトンを  並選

先日YouTubeで見た、力士の歌ってみた動画からの着想ですね。

第269回「山眠る」

電線の反射軽やか山眠る  並選

ラジオ番組「夏井いつきの一句一遊」

夏井いつきの一句一遊 | RNB 南海放送
https://www.rnb.co.jp/radio/haiku/

月曜~金曜に南海放送など6局ネットで放送される10分の帯番組。
放送地域以外の人もradikoプレミアムで聴取ができます。

月曜日=初心者・おもしろ枠・お便り紹介など
火曜日=プレバトで言うところの凡人
水曜日=プレバトで言うところの才能アリ
木曜日=火・水曜の残りの消化とお便り紹介
金曜日=優秀句。プレバトで言うところの特待生・名人

また、南海放送では「家藤正人の一句一遊虎の巻」という派生番組もやっています。

12月第3週放送「歳暮」(せいぼ)

クール便の歳暮ふわりと受け取る朝

水曜日(12/21)に読まれていました。一年最後に読まれて嬉しいです!
実際にお歳暮で届いたクール便のチョコから発想しました。

10月第4週放送「残菊」(ざんぎく)

残菊やいびつに剥けた茹で卵

火曜日(10/25)に読まれていました。

8月第4週放送「蛍」(ほたる)

坂二本上がれば生家夕蛍

やのひろみチャンネル様でご紹介いただきました。

一句一遊・銀曜日(金曜日の一歩手前)レベル

7月第1週放送「漢字『安』」

安本丹(アンポンタン)とは褒め言葉ですか夏

なんとなくそんな予感もあったのですが、
月曜日(6/27)のお便りコーナーで
真っ先に読まれましたw

5月第5週放送「ギヤマン」

ギヤマンの青や聖書を読み終へて

水曜日(5/25)に読まれていました。久々で嬉しいです。
漢字シリーズ「安」はめちゃくちゃ頑張りたい

3月第3週放送「彼岸桜」

校了や彼岸桜の神保町 水曜日

ちょうど新刊作りが落ち着いた頃に作った句ですね。

3月第1週放送「漢字『優』」

老優の白髪艶やか初桜 火曜日

2月第3週放送「漢字『売』」

愛称で呼ぶ待春のギター売る  やのひろみチャンネル(水曜日相当)

やのひろみチャンネル様でご紹介いただきました。(該当部分4:14~)

夏井いつきのおウチde俳句くらぶ

夏井いつきのおウチde俳句くらぶ
https://ouchidehaiku.com/

月額770円のサブスクリプションとなっている会員サービスです。
会員は毎月の兼題の投句を行えるほか、一部の句は夏井先生より添削を直接受けられるチャンスもあります。

第22回「朝露がビーズのように」


くすみたる雨戸の釘や夏の果
遠雷やLINEを紙に書き留める

第20回 写真de俳句「散歩中の紫陽花」


観客九人ライブを終えて濃紫陽花


乳酸菌飲料甘く小紫陽花
紫陽花や理想のミシン語る君

第19回 写真de俳句「マーガレットとベニシジミ」


ホームベース片付けマーガレットは白い
数列の彼方に蝶を代入す

数学句が評価されて嬉しい。
今月分(第21回)の投句はお休みしました。

第18回 写真de俳句「小さな町の桜」


請求書投函さてと初桜


新刊はみな黄の表紙養花天

「さてと」は冒険だったんですが評価されて嬉しいです。

第17回 写真de俳句「アルベロベッロの種物屋」


鈍色のサドルの刺激春浅し
美術室のサッシ磨いて八重桜

第16回 写真de俳句「麗らかな川辺」


寒の入ドブは人質取るように
草青む母の生家の取り壊し

今回から画像じゃなくてテキストで結果を出してくれて有り難い…!検索が圧倒的に楽です。

第15回 写真de俳句「裏庭になごり雪」


試験日はまたしても雪薬缶湧く

今回はこの1句だけの投句でしたが、運良く拾っていただいたようです。
人生の大事な日に雪が降ることが多くて、その実感を込めた句ですね。

第14回 写真de俳句「ウイスキーの小瓶」


酒のなき実家の朔旦冬至かな
だらしなきタオル熱燗注ぎひとり


九月尽ラストオーダー六時半

第33回伊藤園お〜いお茶新俳句大賞

上位2000句のペットボトル掲載には惜しくも及ばなかったのですが、上位7000句の佳作に選ばれました!!
(本名でしか応募できないので句はここでは伏せておきます)

賞品の作品集を頂きました。大事にします!

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著者「アンメルツP」について

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