鏡音リン「ココロ」舞台を見に行ってきた
ココロ舞台見に行ってきましたー!
片道3時間くらいの大移動でしたが
SNSの皆さんと6人くらいでわいわい楽しく時間を過ごせました。
前日からの睡眠時間があまり多くなかったので
帰りはうとうとしてましたが…w
詳細ストーリーについてはより詳しいことを書いている方が
他にたくさんいらっしゃると思いますので、ここではごく個人的な感想など。
開始前のアナウンスが素晴らしいw
「公演中のblogへの書き込み、2chでの実況、
ニコニコ生放送での中継はご遠慮願います」
本編も分かる人には分かる小ネタが満載で、よくターゲット考えて
作られているなーと思いました。いいエンターテイメントです。
直前のBGM:トラボティックワールド→空想絵本の流れもよかった。
時系列としてはココロ本編のはるか前にあたる話ということで
完全な派生作品、独自の解釈による脚本になっていました。
ファンタジーっぽい要素は少なく、
どちらかといえば現実的な要素が多く取り入れられてましたね。
これはこれでひとつの世界として完成されていた感じで
いい意味で事前の予想を裏切られました。
かわいいリンを期待した方には残念だったかもしれませんが
案外、ロボットが実際にココロを持つと
こんな感じになったりするのかもしれませんね…。
終盤の場面の、スポンサーの偉い人に(表面上)笑顔で対応する
リンを見て、ちょっとハッとさせられました。
色々と考えさせられる作品でもあったと思います。
あと私は基本的に舞台というものを見に行かない人間なのですが
やっぱりプロの役者さんは凄い、ということを実感。
メインの登場人物数人で90分の演劇をこなす膨大なセリフの量。
もちろんTVドラマとは違ってノーカット。すごいなーと。
そんなわけで色々創作の刺激となった一日でした。
今後もこういう企画が増えるといいですね…!
個人、企業の皆さんがそれぞれ持っているVOCALOIDの世界観を
もっと感じてみたいですね。
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。