菅田将暉「虹」の鏡音リン・レンカバーを投稿しました
あけましておめでとうございます。
2021年は『kagamination2』シリーズを無事完成させることが今年最大の目標です。
それ以外にも、個人活動としていろいろ楽しいことを追求していきたいと思います。
さて報告が遅くなりましたが、昨年の12月27日、鏡音誕生祭2020の時に
菅田将暉さんの「虹」を鏡音リン・レンでカバーした動画を投稿しました。
原曲の世界を活かした、エモい(自称)調声と動画に仕上げました!
ぜひご覧ください。
イラストは7:24(犬飼陽)さんです。
目次
楽曲・イラストについて
原曲は、映画『STAND BY ME ドラえもん 2』の主題歌として知られる楽曲です。
最初に曲を聴いたときに、これは絶対鏡音リン・レンでカバーしたいと思ってたので、
この機会に実現できてよかったです。
原曲の表現意図としては、映画に沿ったウエディングソングだとは思うのですが、
今回私は、「2007年12月3日、鏡音レンが発表された日という奇跡を胸にずっと歩いて行こう」という解釈で、
リンレンの二人にカバーのパート割りをしました。
そもそも2007年当時に遡りますと、まず最初に発表されたのが「鏡音リン」だけだったんですよね。
その後、「鏡音レン」も同じパッケージとして、「鏡音リン・レン」として発売されます!というのが
アナウンスされたという経緯があり、それが2007年12月3日でした。
男の子もいます!「鏡音リン・レン」 コンテンツ投稿サイトもオープン – ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/03/news043.html
つまりこの日は、「鏡音リン・レンが鏡音リン・レンになった日」ということになります。
男性視点で綴っている原曲をリンレンそれぞれのパートに分解しましたが、
最終的に若干レンの比率が多いのはそのためです。
その解釈を犬飼さんにお伝えしてイラストを制作してもらいました。
原曲の持つ世界観を、うまく鏡音ふたりが歌うものとして昇華していただいたと思います。
年末進行の中、今回も本当にありがとうございます!
カバー用のオケは、楽譜サイト「ぷりんと楽譜」で購入したMIDIを元に制作しました。
調声について
調声については、レンはかなり正直に感情を吐露しており、
ピッチの上げ下げやグロウルなどの表現を豊かにした一方で、
リンはそっと寄り添うイメージで穏やかな調声を心がけました。
そこに対比を感じてもらえたらと思います。
カバー曲ではいつもボカロをシンガーとして頑張って歌わせています。
リンは1オクターブ上げるか迷ったんですが、設定年齢よりも曲の想定年齢の方が若干高いこともあり
そのままの方がこの曲にはいいかなと思いました。
ぜひお楽しみください!
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。