DAIMに関するあれこれ
昨年10月のこと。
Twitterで知り合いのボカロPの方から、ある曲を教えて頂きました。
その曲は、大人の余裕を感じる歌謡曲。しかし明らかに70年代には不釣り合いな音圧。
当時の再生数はまだ300ほどでしたが、私はその曲調と完成度に衝撃を受けました。
すごく心に引っかかったものがあったので、レビューサイトDAIMで
この曲のレビューを書かせて頂きました。
DAIM ver.α - まさP / “恋は1970”
http://c-daim.tumblr.com/post/32740832868/p-1970
そしたらですね。
初音ミクみく - 有名作曲家、彩木雅夫氏(79歳)が初音ミク曲を投稿していたことが判明
http://vocaloid.blog120.fc2.com/blog-entry-14858.html
!?
ってことになって色々びっくりしたアンメルツPです。
自分がDAIMでやっている方向性が間違ってないことを感じた一方で、
やっぱり大手サイトは強い、というのと、曲を聴く動機として「ニュース性があること」
って重要なんだなあ、というところも実感した出来事でした。
あと、「恋は1970」が発掘されたタイミングは、ちょうど自分自身が
インターネット歌謡曲「ロマンシング・アバター」をアップしたのとほぼ同じタイミングでして…
レビュアーとして評価された気持ちは嬉しい一方、音屋としては…みたいな
ちょっと複雑な気持ちもありましたw
さてそのDAIMですが、超ボーマスに出展します。
今回はwebを飛び出して、楽曲レビュー本を出すということでメンバーが頑張っています。
本日表紙が発表されました。
私はミュージックコラム執筆と、あと本文のデザインも担当しております。
自分自身のベスト盤と並行して進めているのでこのところ修羅場が続いていますが
どちらもちゃんとスペースに並ぶようにラストスパート頑張ります。
そのDAIMには、本日新しいレビューも投稿させて頂きました。
ノスタルジーな世界観と、レンの声が印象的な一曲です。
DAIM ver.α - lulu / “秒針の世界”
http://c-daim.tumblr.com/post/46857495897/lulu
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。