『ボカロ批評 Vol.01』に鏡音座談会で参加しました
『ボカロクリティーク』シリーズでお馴染みの白色手帖さんから、新しく発行される
ボカロ評論同人誌『ボカロ批評 Vol.01』に参加させて頂きました。
毎号決まったテーマの元、ボカロを語りつくしていくというコンセプトの批評誌だそうで、
創刊号のテーマは「VOCALOIDの歴史」となっています。
この本にて、「鏡音リン・レン歴史座談会 ~ふたりの歩みを振り返る~」と題して、
・「鏡音リン・レン年間総合ランキング」(2013年度はこちら)作者の、とらっきーさん
・『ふたりのうた』や新譜『My Partners』でもお世話になっている、絵師の涼さん
・「鏡音紅白歌合戦」など、鏡音関係の生放送でご活躍されている○light○さん
と、4人で20ページ以上好き勝手語った座談会を寄稿させて頂きました。
「鏡音リン・レン」をとりまく文化は、VOCALOID のメインストリームとは
若干様相の異なる、独自の発展を遂げてきたと感じています。
この座談会では、そんなふたりの6年間の歩みを、
ボカロP・ランキング制作者・絵師・生放送主という
4人それぞれの立場から振り返るものとなっています。
2007年から1年ずつ順を追って現在まで、最後は未来についても少し。
楽曲やイベントなどを、一通り押さえることができたのではと思います。
収録時間が4時間以上になって書き起こし作業がものすごいことになりました。
ページ数の関係などで泣く泣くカットした部分も多いですが、
参加者の皆様のおかげで非常に濃いものになったと思います。
『ボカロ批評 Vol.01』は、私もサークル参加している超ボーマス1日目(26日)に、
スペース「E-38」の白色手帖さんにて頒布されます。
ぜひお手にとってみてください。
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。