「ボカロビギナーズ!vol.2」内容のご紹介(その1)
本日は「ボカロビギナーズ!vol.2」冊子にて、主催アンメルツPが執筆した
記事の一部のご紹介をさせて頂きます。
「ボカロ界隈歴史概論 ~作り手との関係を中心に~」は、
身近になりつつあるVOCALOID文化の誕生と発展、およびその歴史の中で
VOCALOIDと作り手の関係で重要だった出来事について解説しました。
「ニコニコ動画」登場以前のDTM、ネット音楽についても重点的に触れています。
「続・コード進行について ~長調と短調~」は、
前作『vol.1』掲載の「簡単なコード進行の法則を試してみる」の続きです。
前作から一歩進んだ内容として、「調」(キー)や「音階」に関する説明をしつつ、
ハ長調(Cメジャー)以外でのコード進行や曲作りの方法について説明をしています。
「続・メロディについて ~音域を意識したメロディ作り~」は、
こちらも前作『vol.1』掲載記事の続きです。
J-POP楽曲や有名ボカロ曲の音域、各社が発表しているVOCALOIDの「得意な音域」情報などのデータを参考に、それらを踏まえたメロディ作りに触れています。
「自分だけの曲を作るためのコンセプトの決め方」は、
「作詞したいけどそもそも書く事がない」という悩みに挑んだ記事です。
実際に曲を作るにあたりコンセプトを作った過程をひとつずつ分解し、それを一般化して、
こんな要素に添ってこんな決定をすればコンセプトができる!という提案をしてみました。
「曲のテンポを表す『BPM』についての簡単な解説」は、
初心者が引っ掛かりがちのBPMについて解説した4ページの記事です。
カバー曲を作る際に原曲のテンポをどう測定すればいいのかや、
オリジナル曲にジャンルを考えて適切なBPMを設定することなどについて触れています。
明日も、主催アンメルツP執筆記事の後半部分をご紹介します。
引き続きよろしくお願いします。
「ボカロビギナーズ!」の告知用Twitterアカウントでは、このようにして
1日5ツイートくらいずつ「ボカロビギナーズ!vol.2」の内容を紹介したいと思います。
ブログでも、これらのツイートをまとめて日記にしていく予定です。
内容がかなり多いのでたぶん全部の内容に踏み込むのに1週間くらいかかると思いますが、
生暖かく見守っていただければと思います。
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。