「ボカロビギナーズ!vol.2」内容のご紹介(その6)&無料Web版公開!
「ボカロビギナーズ!vol.2 ~ボカロPの教科書を作ってみた~」のWeb版(無料PDF)を
特設サイトで公開しました!
「Book-Side」の中段よりダウンロードできます。
ページ数は100ページ、本文中の写真もカラーです。
対談記事は6本中3本、寄稿記事は10本中8本を無料公開しています。
メールインタビューは冊子版限定です。
私の執筆記事は冊子版限定のものが少し多い感じですが、このPDF版でも
十分に読み応えのある分量だと思いますので、ぜひご覧ください。
さて本日は、冊子に収録されている寄稿記事の後半(5名)をご紹介させて頂きます。
しまさん以外はWeb版でも読むことができます。
今回は、前作であまり触れることのできなかった作詞の部分について、
2名の寄稿を頂きました。
まなみんさんの「詞先で作詞をやってみる!」は、歌詞を曲より先に書く場合の方法論や
注意点などに関する、「詩」ではなく「詞」を作るためのアドバイスです。
島袋八起さんの「作詞ビギナーズ ~歌詞分析の立場から~」は、
体系的な歌詞の書き方の初歩となる寄稿です。歌詞の形式やパートについて解説したうえで、「くりかえし」や「対句」などのテクニックを効果的に使用することを説明しています。作詞の勉強法についても触れられています。
虹原ぺぺろんさんの「音程移動に注目したVOCALOID調整」は、
人間とVOCALOIDの歌い方の特徴を把握することが必要としたうえで、
DVDの収録曲「Monument」を作例として、音符分割やピッチベンドの操作などを活用した
効果的なVOCALOIDの調整方法を提案されています。
てとてと@情熱Pの「DTM と生演奏のあいだ」は、
ご自身でギターを演奏して楽曲に取り入れることも多いという氏による、オケの作り方に関して「DTMによる打ち込み」と「生演奏」それぞれのメリットとデメリットを整理して解説している記事です。
レビューサイト「DAIM」主宰、しまさんの「作品を多くの方に聴いてもらうためには」は、投稿サイトの選び方やタイトル・サムネイルの工夫についてなど、作り手が作品を多くの人に聴いてもらうにはどうしたら良いかを、リスナーの視点から考察した記事です。
以上です。明日以降は、DVDに収録されている楽曲について順次紹介させて頂く予定です。
また、DVDに収録されている自分の曲の動画を明日投稿します。
こちらもよろしくお願いします。
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。