スタッフコメント

主催/CD統括:アンメルツP twitter home niconico YouTube SoundCloud

作品制作当時のエピソード

2010年~2011年にかけてはボカロシーンが拡大し続けていた時期で、かつ鏡音も3年を経てAppendがリリースされるという節目の時期でした。
そこで今後の鏡音やVOCALOIDの可能性を追いかけるというコンセプトで企画を立ち上げたところ、本当に多くの方に共鳴頂き、こういった作品にできたのだと感じています。

大人数がコラボする企画ゆえ調整することも多く確かに苦労はあったのですが、それを受け止めながらひとつひとつ楽しんでこなしていたような気がします。
しかしながら3.11のときは、正直心が折れそうになりました。
ただそこで諦めたら鏡音の可能性が潰えてしまう…というある種「お前鏡音の何様だよ」とか言われかねないような使命感というか当時の若さがあったから、当初のメンバーが全員揃って発行に至ることができたのだと思います。

近況と、次の5年に向けて

画集にも書きましたが、目指したところは、「あの時『kagamination』があったから今の自分がいる」と振り返ったときに思い出すような存在です。
5年経った現在、少なくとも私はそう思っています。この作品に携わり、ともに歩むことで少しずつ自分も成長していくような、そんな気がします。

2021年に『kagamination2』が発行されることがボカロPとしての現在の目標です。自分で出すのでも、もしくは自分が託した第三者が出すのでもいいです。
前者の場合はそのために自分自身の環境を整えていくこと、後者の場合はそういう機運が起こること。いずれも決して簡単なものではありませんが、これからも精進を重ねていきたいと思います。

CDジャケット/画集表紙/イラスト統括:初 twitter home

作品制作当時のエピソード

もう5年も前なんて!
制作当時というよりも完成したものを受け取った感動の方が鮮明に覚えています(笑)
やはり5年前の絵なので拙い部分も沢山ありますが今見ても一生懸命書いたんだなと思える絵で自分でも気にいっています。

近況と、次の5年に向けて

現在も変わりなく絵を描いたりしてます。
5年後も絵を描いたりモノづくりを続けていけたらいいなと思ってます。

デザイン統括:猫凪みさお twitter home

主催アンメルツPによるコメント

kagaminationのタイトルロゴをご提出頂いたときに覚えた高揚感は今でもよく覚えています。
これから何かとても大きなものが動き出す、そういったものを予感させるようなロゴに、デザインが生み出す力を実感しました。

また、みさおさんには豊富なアンソロジーの制作経験をもとに、企画段階から様々なご意見を頂き、
単にデザイン担当という以上にこのkagaminationという作品の形を作って頂きました。
もちろん参加者・スタッフの誰が欠けてもこの作品は成立しなかったと思うのですが、
中でも氏の貢献はとても大きいと感じています。

今回の5周年記念HPの件でも様々なアドバイスを頂き、また記念グッズの制作でもデザインにあたって大変お世話になりました。
ありがとうございます。

マスタリング:Dios/シグナルP twitter home niconico YouTube

作品制作当時のエピソード

『kagamination HEART』のミックスでは、それぞれのPさんちの個性あふれるリンレン75人全員が主役ということでまとめるのはなかなか大変でしたが、楽曲の熱さと75人分のパワーが合わさって圧倒される作品になりましたね。
マスタリングでもやはりPさん達の楽曲や調声に込める想いを感じることができ、どこのリンレンもみな愛されているなと感じました。

近況と、次の5年に向けて

僕自身ここ数年はあまり目立った活動は出来ていなく、ボカロの種類もかなり増えた事からリンレンの出番は減っているように見えるかもしれませんが、今でも一番思い入れがあり好きな事には変わりありませんし、これからも投稿やCD制作などしていこうと思っております。
5年後がどうなっているのか分かりませんが、リンレンがみんなから愛され、そして僕自身も愛し続けていく事に変わりはないでしょう。

ReRections

ReRections

全曲再録音バージョンのベストアルバムです。

クロスフェード動画制作:三重の人 twitter home

主催アンメルツPによるコメント

三重さんには制作期間が限られている中、凄まじいクオリティのクロスフェード動画を仕上げていただきました。
どのコンピでもそうなのですが、コンピCDの主催が一番喜びを感じる時間のひとつが、クロスフェードの音源を仕上げてお披露目する瞬間なのではないかと思います。様々な人の想いが詰まった作品、それを無事に世に届ける過程の最後を彩って頂き、本当にありがとうございました。

最近も変わらず動画制作でご活躍されているほか、作詞・作曲も行いボカロPとしても活動されております。
執筆時点での楽曲の最新作は、鏡音リン歌唱による「緋い糸」です。
アンメルツP個人としては、調声を担当した「性愛ヘイトレッド」の動画でもお世話になりました。