2007年ベストソング(その2:J-POP部門)
前回のエントリに引き続き、今度はJ-POP編の発表です。
10位 Sora/ナナムジカ×のだめオーケストラ
包み込むようなストリングス、前向きで爽やかな曲調と歌詞。朝一番に聞きたい曲です。
あえて「のだめオーケストラ」である意味があったかといえばアレですが…細かいことは気にしない。
9位 地球人/MALCO
人間臭い歌に定評がある3人組バンド、同名の1st Albumのリード曲。
中期ミスチルを思い起こさせるようないまどき珍しい社会派の歌となっております。
8位 男の子/SOPHIA
シングルのカップリング曲なのであまり知っている方は少ないかもしれませんが…。
4つ打ちのロックサウンド、彼らには珍しくストレートな歌詞。
30代の男にしか描けない「男の子」がそこにはあります。
7位 茜色の約束/いきものがかり
「SAKURA」「コイスルオトメ」に続くバラード曲。
芯の強くて健気なラブソング。こういうのを歌わせると彼らは強いです。
安定した歌唱力で魅せてくれます。
6位 君が最強/Strawberry Record
ドラム不在の4人組バンドのメジャーデビューアルバム「milc」より。
エレクトロニカを基調としたダークな路線のサウンドを明るい声でさらりと歌い上げるという
他の誰にも真似できない世界観に強烈にはまりました。
5位 Allegro Cantabile/SUEMITSU & THE SUEMITH
グランドピアノ連打によるポップロック。
音楽用語をところどころにちりばめた歌詞が雰囲気でてます。
非常にノリもよくメロディーラインも素晴らしい。
4位 聖戦のイベリア/Sound Horizon
収録曲3曲でひとまとめとさせていただきました。
映画を見ているような計算されたストーリー作りに衝撃を受けました。
既存の邦楽では絶対になかった音楽性。こういうのがオリコンTOP10に入る時代になったんですね…。
3位 僕の未来/DEEN
これは社会人になって響く歌詞です。
今年1年いろいろ落ち込んだり、目標を見失ったりという時期もありましたが、
この歌が僕をかなり救ってくれました。
2位 蛍火/RYTHEM
これは日本人としての心を揺さぶられるポップスです。
夏の情景を描いた儚く切ない歌詞。ボーカル2人の綺麗なハーモニー。
これぞJ-POPという感じですね。
1位 美しい名前/THE BACK HORN
この曲については散々語ってきたのでもう何も語ることはありません。
歌詞、サウンド、PV、すべてが完璧です。
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。