カゲプロ二次創作音源総集編『モウテンリカーシヴ』を発行します(同人CD)
4/7(日)、東京・大田区産業プラザPiOで開催される
「メカクシ団活動日誌10冊目」スペース「人造14(モウテントリビュート)」にて、
私アンメルツPによる、カゲロウプロジェクトの二次創作音源をまとめた
総集編となる同人CD『MOUTEN Re:cursive』(モウテンリカーシヴ)を発行します!
目次
『モウテンリカーシヴ』ジャケット画像
CD特設ページ
注意事項
※このCDは個人による非公式ファン活動であり、公式企業・団体とは一切関係ありません。
同人誌における絵や文章といった表現手段が、この作品では音楽になっているものとお考えください。
※既存曲のカバー・アレンジCDではありません。
※各楽曲の歌唱はVOCALOID(ボーカロイド)によるものです。
収録曲
新曲も含め、これまでに書いた10曲を収録しました。
01. コバルトダイアリー(メカクシ団からカゲプロファンへのメッセージ)
02. 幸せの探しかた(セトのある一日の日常を綴る曲)
03. スクランブルエッグ記念日(キドがみんなの朝食を作る曲)
04. 人形館解放作戦(キドが遊園地のお化け屋敷で震えている曲)
05. ラストミッション(キドが「カゲロウデイズ攻略作戦」を宣言する曲
06. One To Three(キドがカノのことを語る曲)
07. 僕は僕が解らない(小説・アニメ中盤~終盤、カノが孤独と希望を独白する曲)
08. Dual Energy(小説・アニメ終盤での「エネが融合した貴音」の曲)
09. 世界に恋したキミ(小説8巻をテーマにした、セトのラブソング)
10. マボロシ卒業日誌(アニメ本編後、遥と貴音に後輩から贈る卒業ライブ)
新曲について
7曲目「僕は僕が解らない」
どのルートでも、終盤のカノ(鹿野修哉)の言動には心を動かされるものがあります。
今回はそれをバラードポップにしてみました。
死と向き合う曲なので「Lem○n」の幻影に度々囚われながら曲作りを進めましたが、
彼らしい、また自分らしいバラードに仕上がったと思います。
ボーカルは、少年と青年の間を揺れ動く、思春期の魅力的な声をしている
日本語・英語バイリンガルのVOCALOID「YOHIOloid」に歌ってもらいました。
彼にがっつり日本語でオリジナル曲を歌ってもらったのは初めてですね。
カバー曲は昔に作ったことがあります。
ソフト音源 「YOHIOLOID」 | SONICWIRE
https://sonicwire.com/product/37281
10曲目「マボロシ卒業日誌」
アニメ本編後を想像したときに、
彼らの中は停学・退学、死亡扱いになっていた状態から学園生活に戻る子もいるのかなと思い、
だったらその卒業式ってとても幸せな別れになるのではないかと妄想し、
「もし新生活を始める遥と貴音に向けて、メカクシ団のみんながバンドを組んで卒業ライブを贈ったら」
というテーマで曲を作りました。
このテーマになると必然的にボーカルは如月モモしかあり得ないので、
この曲のためだけにIA ROCKSをお迎えしました。
VOCALOID™3 Library IA ROCKS -ARIA ON THE PLANETES- | 製品詳細・購入 | VOCALOID SHOP ( ボーカロイドショップ )
https://www.vocaloid.com/products/
show/v3l_ia_rocks
IAちゃんの持つボイスの青春性は、こういうテーマの曲にはとても合いますね。
他のパートを誰が担当しているかはご想像にお任せします。
視聴用動画
このアルバムについて
2015年から、小説・漫画『カゲロウデイズ』、アニメ『メカクシティアクターズ』から
着想を得て勝手に新しいボカロ曲を作るという活動をやってきましたが、
今回はその総決算とも言える作品となります。
当初は 個人でアルバムができるほど曲を作るとは思ってませんでしたが、
不思議とループに囚われていまここにいます。
今回の参加イベント「メカクシ団活動日誌」は10冊目という節目の回で、
今後の開催については不確定な要素も見受けられます。
またカゲプロ本家様も先日漫画版『カゲロウデイズ』が13巻をもって完結し、
ひとつの区切りを迎えたということで、
本当に後悔をしないよう、今までのカゲプロへの想いを全部詰め込んだ論文のようなアルバムになりました。
完全に自己満足ですが、やりきった感は強いです。
KADOKAWA (2019-03-27)
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ちなみに漫画最終13巻も読みました。
今回のアルバムのために、アニメ『メカクシティアクターズ』のDVDも見返しながら進めていたのですが、
この漫画最終巻を読むと、アニメ版でわからなかったいくつかの伏線がつながる形となります。
なお物語の時系列としては楽曲→漫画→小説→アニメとなります。
そういう意味では、3年後に出る小説や5年後に出る漫画を見届けないと話が読み解けないアニメが
当時(特にアニメ版がカゲプロ初見だった人に)評価されるのは難しかった部分も多分にあるかと思います。
今後の頒布について・まとめ
通販はイベント終了後に部数をみて検討しますが、多分行います。
メ活誌以外のイベントでもCDが余れば持ち込みますが、
作品の性質上頒布できる場は限られていますので(例えば某ボカロの商業系ライブイベントには置きません)、
イベントごとのお品書きをご確認ください。
おそらく今回の「メカクシ団活動日誌」には、私以外にも多くの参加者が
一つの区切りや総決算のつもりで挑んでいると思います。
平成最後の新譜、色々な意味でひとつの時代の総決算とも言える作品
『モウテンリカーシヴ』をぜひよろしくお願いします。
MOUTEN Re:cursive(モウテンリカーシヴ) | G.C.M Records by アンメルツP
https://www.gcmstyle.com/discography/mouten-recursive/
メカクシ団活動日誌 INDEX
http://kagepro.fingertipmilktea.com/
なお令和最初の新譜は5/19(日)名古屋で開催される「鏡音PARADISE」で発行を予定しております。
著者「アンメルツP」について
アンメルツP(gcmstyle / 安溶二)
ボカロP。鏡音リン・レンなどのVOCALOID(広義)を歌わせたオリジナル曲・カバー曲を2008年から作り続けています。代表作にゲーム『プロジェクトセカイ』収録の高難易度曲「人生」、著書に『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門 第二版』(インプレス)など。
音楽ジャンルに関係なく、キャラクター性を活かしたボカロ曲を制作しています。
楽曲ストリーミング配信、カラオケ配信(JOYSOUND/DAM)多数。