初音ミク10周年!新曲「ゆりかごのキミへ」動画投稿しました | G.C.M Records

初音ミク10周年!新曲「ゆりかごのキミへ」動画投稿しました

今日8月31日は、初音ミク発売10周年となる節目の日です。
その前日夜となりますが、マジカルミライコンテストに応募した
「ゆりかごのキミへ」の動画を無事投稿することができました。

楽曲についてはピアプロへの投稿時に下の記事で一度お話しているので、
多少重複する部分もあるのですが、
実際に10周年を迎えたということで改めてまとめてみます。

楽曲について改めて

曲調はちょっと2007年っぽい懐かしい雰囲気も織り交ぜつつ、
ストレートなポップロックになりました。
ライブでの盛り上がりも想定した感じになっています。

私も9年半ボカロPとして活動する中で、
創作仲間の方が結婚したり家庭を持つ、といった出来事もありました。
中にはボカロがきっかけで出逢った方もいらっしゃり、この歌は
そういった創作仲間の子供たちに捧げる歌という一面も持つことは
前回お話したとおりです。

人間の声に比べたら、初音ミク/VOCALOIDの声は確かに拙いかもしれない。
でも、その声が好きな人もいるし、
人間ではないことに魅力を感じる人もいて、愛されてここまで来た。

生身の人間も完璧ではないし、コンプレックスもある。
でも、ミクさんができたなら、きっと君にもできると思う…
そんなメッセージを込めた一曲です。

子供の頃や10代の頃の自分にこんな曲を聴かせられれば、
より希望を持って生きられたのだろうと思います。

まあ、ボカロPとして10年間ずっと主張してきたことの総まとめですね。
「前を向け」「自分が抱いた感情を信じよう」
「完璧じゃないからこそ仲間が集まる」…そんな感じの曲です。

前作(CV02依存症)とギャップがありすぎてすみませんが、
どちらもボカロの持つ一面ですので、どちらも真実です。

光と闇、両方の路線の曲を、
それぞれのボカロに非常に深い知識を持っている
絵師さんとコラボできてよかったです。

鏡音やルカさん、海外ボカロなどの曲を作ることが多くて、
ミクさんの曲はそれほど自分では作ってはいないのですが…
初音ミクが存在しなければ、
今に至るVOCALOIDの流れはやはり無かったと思わざるを得ません。
常に時代の先頭を行き、あらゆる風を受け続けた、偉大な存在だと思います。

10周年おめでとうございます!
これからもよろしくお願いします。

イラストについて

今回のイラストは、
「暖かく力強いメッセージを備えた曲の世界観を表現できる方」
「できれば10年ずっとボカロ(初音ミク)を見続けてきた方」
がふさわしいと思い、こころりPにお願いしました。

とにかくイラストのモチーフ一つ一つに
10年の想いが高密度で詰められています!
こんなものもあったなあと思いつつ歴史に触れてみてください!

mp3/カラオケファイル公開

コンテスト応募作という関係で、
ピアプロのほうではライセンスをつけずに投稿となっており
音源のダウンロードには個別の許諾が必要になっています。

ですが、コンテストも終了したということもあり
この機会にこちらでmp3とカラオケを公開したいと思います。

非営利目的&無償で、作者の氏名(アンメルツP)を表示して頂ければ
常識の範囲で使用はご自由にどうぞ。

「ゆりかごのキミへ」 mp3をダウンロード

「ゆりかごのキミへ」 カラオケmp3をダウンロード

歌詞

「ゆりかごのキミへ」
作詞/作曲/編曲:アンメルツP
歌:初音ミクV4X

ゆりかごのキミヘ
おめでとう 生まれてきて

さあ誰も知らない 「未来」始めよう

気づいてないけど キミにはあるの
強さと優しさ すべてを乗り越えていけるココロ

想像通りにはいかないかもね
「01」からスタート 瞳は 前だけ見つめていて

時代は加速してくけど
いま抱いた感情 大事にして 自分らしくあれ

ゆりかごのキミが 奏でゆく 命の音
笑顔と涙で 大きく響く

いちにのさんしで 起き上がって また歌い出す
ドレミファソラシは 奇跡を呼ぶメロディ

完璧じゃないって 悩みはチャンス
パズルのピースを埋めてく味方が集うサイン

誰もが 泣いて生まれるよ
だけど 悲しみ沈むために 生まれた人などいない

よちよちのキミが 歩みゆく 周り道は
全てが繋がる 未来への道

出会いと別れの 交差点が 無限に続く
ライバルも友も 奇跡を呼ぶ存在

ゆりかごのキミヘ

生まれてありがとう

いま幸せだ

ゆりかごのキミが 奏でゆく 命の音
笑顔と涙で 大きく響く

だから 思い切り笑い泣き怒り踊り歌い今を過ごそう!!
特別じゃないんだ 「君」も「きみ」もそうさ!!!

ワンツースリーで 描いた理想 日常へチェンジ
何気ないことも 奇跡のリレーさ

初めての音を 10年後も 100年後さえも
さあ誰も知らない 「未来」を始めようか

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著者「アンメルツP」について

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