鏡音リン・レン「ボクのココロときめくほうへ」公開中! | G.C.M Records

鏡音リン・レン「ボクのココロときめくほうへ」公開中!

はじめに

鏡音リン・レン、17周年おめでとうございます!
鏡音誕生祭2024に合わせて、楽しい曲を作りました。
えいえいおー!

ボクのココロときめくほうへ/鏡音リン・レン by gcmstyle(アンメルツP)

https://www.nicovideo.jp/watch/sm44470724

ストリーミング配信

▼Apple Music
https://music.apple.com/jp/album/follow-my-tokimeki-single/1790596864
▼Spotify
https://open.spotify.com/intl-ja/album/3NvAtzO9zZZ5unjarhS44z
▼YouTube Music
https://music.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_nMHiqKua9crCasdh-fmlSUHnSclzLSonI
▼Amazon Music
https://music.amazon.co.jp/albums/B0DT53CHNH
▼その他
karent.jp/album/4569

楽曲について

この曲は「自分の感じたままに、最初の感情を大事にしよう」というテーマで制作しました。

例えば、歌詞の中に出てくる「たまたまポスターが目に入って見た映画」は、
何の先入観もなく触れた情報によって感動したにも関わらず、
ネットでの評価を見た後に、その感動が薄れてしまうという状況を表現しています。

映画自体は何も変わっていないのに、他者の評価によって
後から自分の感情が変わってしまうのはなにか違う気がする。
自分の心で感じたことを大切にする、それがこの曲のテーマです。

なお、1番のリンパートと2番のレンパートでは、テーマが少し異なっています。
1番は「好き vs 嫌い」を表現しており、映画の例やスイーツの例などが当てはまります。
一方、2番は「好き vs 無関心」を表現しており、再生数の少ない曲や、
美しい光景に誰も目を留めない状況など。
ですが重要なのは、好きの反対が嫌いであろうと無関心であろうと、
自分が「好き」であるという事実に変わりはないということです。

まあ、厳密に言えば、「最初にまっさらな状態で仕入れた情報」が
本当にまっさらな情報かどうか
は、議論の余地があったりはしますが…。
例えば、映画ならポスターも制作側が意図を持って発信していますし、
ストリーミングサイトもアルゴリズムで好みを把握している可能性があります。
それを言い出すと複雑になりますが、大事なのは偶然出会ったコンテンツによって
心ときめく瞬間を重ねること
であると思います。
これは、私の活動テーマである「好奇心」「可能性」にも通じる部分です。

この楽曲は、昨年の鏡音誕生祭(12月27日)に向けて約1週間ほどで作った曲ですが、
本当に心のときめくまま明るめと言いますか、メッセージそのままに
自分自身を表現した気持ちよさを追求しました。
私が最も好きな、明るくて暖かくて最終的に泣けるような、そんな曲調です。

ですが、その一方で意識していたこともあり、それは

「最近の流行りの曲調を自分の中でうまく消化すること」

です。

曲のテーマと表裏一体ではあるのですが、自分のときめきだけに全振りすると、
特に私のような逆張り人間は世間とどんどんズレていきます
それに、特に「人生」から入った人は私と親子くらいの年齢差がある人も多いと思うので、
その感覚を勉強するのも大事だと思います。
知った上で、自分がときめくモノを抽出し、自分のものとしてまた作品にしていく過程も
大事かなと思っています。

具体的には、
「初期ボカロへの回帰とも言えるような、MAD映えするアップテンポなボカロ曲」
「女性アイドルが『私かわいい』と自己肯定感を高める系統の曲」という
最近の2つのアップテンポな流行りの曲調を意識しました。

結果としてこの曲は2分少しで完結する205BPMのポップロックとなり、
MVもデフォルメキャラクターによるコマ撮りの動きが映えるものとなっています。

歌詞については、全体の流れはありつつも、
ショート動画としてAメロ、Bメロ、サビ、
どの部分を切り取ってもひとつのコンテンツとして成立できるように考えました。

SNSを見ていると自己肯定感が下がりがちな世の中なので、
このような曲は、世間的なニーズと自分のときめく方向性がうまく合っている気がします。

ストリーミング配信が始まってから再生数のペースが上がっている気がするので、
引き続き盛り上げてもらえるとうれしいです!
ぜひ一緒に歌ったり踊ったり描いたり色々してみてください!

イラストについて

イラストは7:24(犬飼陽)」さん(@724dogtheater)に
描いていただきました。

デフォルメされたミニキャラのパターンを複数用意して欲しいとお願いしました。
それで頂いた4つのパターンを組み合わせて動画を組み上げていったのですが、
鏡音がどんどんダンスを覚えていくみたいでとても楽しかったです!
これもボカロPとしてのプロデュースの楽しみかもしれません。

歌詞

「ボクのココロときめくほうへ」

作詞/作曲/編曲 アンメルツP
歌:鏡音リン・レン

カラオケファイル:Piapro

ココロときめくほうへ
「好き」のほうへ

(えいえいおー!)

ポスター気になる映画 ふらりと見たら涙が止まらない
SNSでパブサした 「ありきたり」とか「演技がヘタ」だとか

新しいカフェのスイーツ 美味しくて口が幸せになる
けど隣の席の人は 写真を撮ると残して出ていった

ことばやしぐさが刺さるたび 感じたヒカリが霞むけど
“触れたセツナの想い”こそが 宝物だ

ボクのココロときめくほうへ 舵を取り進もう
ココロ惹かれるほうへ 答えがある

ワタシゴコロきらめくほうへ 雲が晴れるまで
ココロ喜ぶほうへ 「好き」のほうへ

(えいえいおー!)

プレイリストの隅っこ 見つけた曲を無限にリピート
MVを探してみたら 500再生コメント作者だけ

街を包む朝焼けが やけになんだかキレイな気がして
足を止めたボクのそばを 急ぎ足の影が通り過ぎてく

みんな違うセカイの中で ひとつのヒカリを見つけたよ
誰にも気づかれなくたって 輝き出す

ボクのココロときめくほうへ 胸を鳴らすもの
ココロ惹かれるほうへ 大事にしよう
ワタシゴコロきらめくほうへ  ちょいズレくらいが
ココロ喜ぶほうへ ちょうどいい

ボクのココロの叫びを一番近くで聴けるのはボクだ!!

そうさ誰かの声じゃなくて ボクが選ぶ未来
ココロときめくほうへ 「好き」のほうへ!
もっと先へ!!

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著者「アンメルツP」について

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